来月から海田町 子育て支援の一環 広島県海田町は4月から、子どもの入院医療費の助成制度を拡大する。0歳児から小学6年までを対象としているのを中学3年まで引き上げる。子育て支援策拡充の一環。 助成は、町が定める所得制限の要件を満たす家庭の子どもが対象。月14日までは1日500円の負担金が必要となる。印鑑と健康保険証を持参し、町役場の窓口で受給者証の申請手続きをする。 町は2011年度当初予算案に医療費助成制度の事業費4700万円を盛り込んでいる。町内の中学生は約860人。今回の制度拡充に伴う増額分は270万円と見込む。通院医療費の助成は従来通り、就学前までの子どもを対象とする。 安芸郡では、町ごとに入院医療費の助成制度を設定。府中町は小学6年まで、熊野町は中学3年まで無料としている。坂町は小学6年までを対象に、月14日間を限度に1日500円を患者が負担している。(榎本直樹) (2011.3.11)
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