島根県が専用用紙 学校などに配布 出雲市内の少年が父親を刺殺したとして補導された事件などを受け、島根県が児童虐待に早期に対応する態勢づくりのために作成していた専用用紙「要保護児童(虐待)通告・相談票」が完成した。県は県内の幼稚園、保育所、小中高約860カ所に配った。 用紙はA4判、表裏。学校側が、虐待内容、種類、子どもと家庭の状況などを記入して、児童相談所か市町村担当課に提出する。正確な情報が素早く伝わるようにする狙いという。 県警少年課との連名の説明書類を添えて、2学期開始前の8月下旬に発送した。県のホームページ(HP)でも様式を公開している。県青少年家庭課は「学校側も書類に記入をすることで、児童虐待への認識を高めてもらいたい」としている。(河野揚) (2009.9.16)
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