井原市方針 定員30人 来春開所 井原市が上出部町の四季が丘団地に「四季が丘放課後児童クラブ」(仮称)を新設することが4日分かった。岡山県などの補助も受け、2012年4月の開所を目指す。 県などによると、市がプレハブ平屋約100平方メートルを新築する。場所は現在調整中。事業費は約1千万円。3分の2は国と県が補助し、残りの3分の1を市が負担する。県は11年度一般会計当初予算案に約660万円を盛り込む。 市によると、対象は、共働きなどで保護者が昼間にいない出部小(上出部町)の1〜3年生(6年生まで受け入れ可能)で定員は30人。運営委託先や開所する曜日、時間などは今後調整する。 市教委の調べでは、1月末現在の出部小の児童数は市内13小学校で最も多い440人。他校が減少傾向にある中で、出部小は05年の369人から増加傾向にある。市教委は「05年の四季が丘団地の分譲開始などが要因になっている」と説明する。 現在、市内の放課後児童クラブは全小学校区に一つずつ13カ所設置。市によると、出部小には既に校内に「出部児童クラブ」があり1〜3年生の56人が利用しているが、生徒数の増加もあり手狭になっているという。(佐藤正明) (2010.00.00)
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