中国新聞


大竹市、児童ク新施設棟建設へ
空き教室利用の「ひかり」


 大竹市は、大竹小の空き教室を利用している放課後児童クラブ「ひかり児童クラブ」について、新たな施設棟を建設する。同小の校舎建て替えに伴い、2011年1月の開設を目指す。

 計画では、学校敷地内のビオトープの隣接地に平屋約350平方メートルを建設する。手狭となっていた空き教室3室(計約180平方メートル)分の現行スペースを、約2倍に広げる。

 児童たちが過ごす生活室や指導員控室などに加え、保護者から要望が強かった多目的室も設ける。今月から設計を進めており、来年度に着工する。事業費は5千万円から1億円を見込む。

 ひかり児童クラブは大竹小の1〜3年生を対象に、指導員8人態勢で運営。現在、110人が利用している。現校舎が11年1月に取り壊されるのを受け、新施設の建設を決めた。

 市教委生涯学習課は「家庭的なぬくもりが感じられる施設にしたい」としている。(川崎崇史)

(2009.8.13)

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