来月から広島県海田町 開始30分早める 広島県海田町は、共働き家庭などの子どもを預かる児童クラブの利用時間を、7月の夏休みから拡大する。保護者の要望を受け、開始時間を午前9時から同8時半へ30分早める。 児童クラブは、保護者が仕事や病気などで家庭に昼間いない小学1〜3年生が対象。町内の全4小学校に設置され、放課後と休校日(日曜日と祝日を除く)に、学校内にある児童館などで、保護者が迎えに来るまで児童を預かる。 これまで利用時間は、休校日が午前9時〜午後7時(土曜日は午後5時15分)、平日が放課後から午後7時だった。 しかし、休校日の利用時間について、共働きの家庭の保護者などから「午前9時では出勤時刻に間に合わない」との声が強く、町は利用開始時間を繰り上げて対応することにした。 児童クラブの利用は登録制で、保護者が児童1人あたり月額千円を町に支払う。4校で計221人の児童が利用している。 町福祉課は「クラブを利用する保護者の負担が少しでも軽くなれば」と説明している。(榎本直樹) (2009.6.11)
【関連記事】 |