湯崎知事 第3子誕生 実践へ 広島県の湯崎英彦知事は26日午前の記者会見で、第3子誕生に伴う「育児休暇」の取得をめぐって大阪府の橋下徹知事が苦言を呈したことに、「育休は遠慮がちに取るべきだという価値観がベースにある。そこを変えないといけない」とあらためて反論した。 湯崎知事は、自身の育休取得に関し、26日の会見前までに県に寄せられたメールや電話は計165件に上り、8割が批判的な意見だったことも明らかにした。その上で知事は「取るのが当たり前という価値観に変わらないと、社会は変わらない」と述べ、率先して取得する意義を強調した。 また、湯崎知事は26日午後に第3子の次男が誕生したことを公表し「(育児に熱心な男性を指す)『育メン』を実践する」とのコメントを出した。午後3時から30分程度、広島市中区の病院にいる妻と子どもに面会するため公務を離れた。今後も1カ月程度、公務に支障がない範囲で1日に数時間の「育休」を取る。(加納亜弥) (2010.10.27)
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