光市発行 しかり方や簡単レシピ
父親の育児参加を促そうと、光市は「パパの子育てノート」をつくった。子育て中の男性職員三人と、保健師、保育士ら女性職員三人が実体験に基づいて役立つ情報をまとめた。二千冊を用意しており、母子健康手帳と同時に配布したり、市主催の子育てイベントなどで活用したりする。 ノートはA5判で三十ページ。計六人の職員が編集内容などを協議し、妊娠中の母体にかかる負担や料理が苦手な男性でもできるレシピ、子どもをしかる際の注意点などをイラストや写真入りで説明している。 市内の母親サークルのアドバイスを受け「パパの得点稼ぎ」の方法も載せた。「毎日マッサージをしてくれた」「子どもを寝かした後、二人の時間をもってくれた」など、メンバーが子育て中、夫の協力でうれしかったケースなども盛り込んでいる。 市は一九九五年に「おっぱい都市宣言」をし、子育てに優しいまちづくりに力を入れている。子ども家庭課は「育児書を見る機会が少ない父親に手に取ってもらい、子育ての主役になってほしい」としている。同課Tel0833(74)3092。(上木崇達) (2009.4.8)
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