求人倍率連続改善0.76倍
岡山県内1月 大学生内定率は過去最低
岡山労働局が発表した1月の有効求人倍率は0・76倍と2カ月連続で改善した。一方、岡山県内の大学生の就職内定率は64・9%(1月末)と過去最低となった。2002年同期の就職氷河期に記録した66・2%を下回った。
有効求人倍率は、企業に職を求める新規求職者数が増えた一方、企業が従業員を求める新規求人数も増えた。新規求職者数は1万148人で前月比3176人増。新規求人数は1万3483人で3096人増えた。
業種別の新規求人数は、食品、繊維、金属などの製造、建設、運輸、小売りなどの非製造とも伸びた。
笠岡公共職業安定所管内の有効求人倍率は0・71倍で、県内8安定所の中で3番目に悪かった。トップの西大寺は1・03倍。
今春卒業予定の大学生の就職内定率は64・9%で、前年同期比3・7ポイントの減。高校生の内定率は88・2%で前年同期比5・1ポイント増えた。(中島大)
(2011.3.6)
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