昨年9月比8.1ポイント改善 岡山労働局は、来春の就職を希望する高校卒業予定者の9月末の就職内定率が50・8%と発表した。昨年9月末より8・1ポイント改善したものの、リーマン・ショックが影響する前の2008年9月末時点の内定率61・9%には届かなかった。 岡山県内で来春卒業予定の高校生の求職者数は3645人で、うち内定者は1850人と昨年同期比19・6%増えた。男女別の内定率は男子が57・9%で昨年に比べて9・2ポイント、女子は38・4%で5・4ポイントそれぞれ改善した。 業種別の求人数は、鉄鋼や自動車など製造業で増加した一方、卸売りや小売りなどで減少した。労働局は「9月末時点では円高の影響は見られないが、今後円高が続けば求人数が伸び悩む可能性もある」とみている。(中島大) (2010.11.7)
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