山口県内9月末 4ポイント改善 山口労働局は25日、来春の就職を希望する高校卒業予定者の9月末の就職内定率は53・2%と発表した。昨年9月末より4・0ポイント改善したが、リーマン・ショックが影響する前の一昨年9月末の内定率(60・2%)には届いていない。 県内で来春卒業を予定する高校生の求職者数は3210人。うち内定者は1708人で、昨年同期比6・8%増だった。就職希望先の県内外別の内定率は、県内50・4%(昨年9月末比4・2ポイント改善)、県外64・8%(同4・7ポイント改善)。 業種別の求人は建設、運輸などで減少傾向だが、製造や医療、福祉などで増加傾向にあるという。同労働局は「今後、円高などの影響で2次募集が伸び悩む可能性もあり、先行きは不透明」としている。(山田英和) (2010.10.26)
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