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中学給食求める署名 女性団体、福山市に提出


   

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石口参与(左端)に、中学校の給食実施を求める署名を手渡す永島代表

 福山市の女性でつくる「中学校給食を実現する会」の約20人が5日、市役所を訪れ、市立中での給食実施を羽田皓市長に求める6229人分の署名を提出した。

 同市の36中学校のうち、給食を実施しているのは新市町や沼隈町の8校(22・2%)。28校は牛乳だけを出している。

 永島利恵子代表(62)たちが市教委の石口智志参与に「成長期の生徒には安全で温かい食事が必要」「弁当を持って来られず毎日パンの子どももいる」と紹介。石口参与は「給食は教育としても重要。思いをしっかりと受け止めたい」と答えた。

 広島県教委によると、昨年5月時点で、県内23市町のうち16市町が全公立中で給食(牛乳だけを除く)を実施。その後も三原市が昨年9月、大竹市が今年4月に全校給食に移行した。呉市も検討しているという。(衣川圭)

(2013.9.6)


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