西区で支柱が腐食 広島市西区三篠北町の市道で5月24日、道路標識が倒れ、通学中の男児の頭に支柱が当たってけがをしたことが31日、分かった。支柱の根元が腐っていたのが原因。標識を設置する市は、全市立小学校の通学路沿いにある標識が安全かどうか、緊急点検を始めた。 西区によると、倒れたのは通学路を示す鉄製の標識で、高さ約3メートル、支柱の直径は7センチ。設置時期は不明。腐食のため根元から折れたという。歩いていた小学3年男児の後頭部に支柱が倒れてきて当たったという。 市は事故を受け、8区に通学路沿いの標識の緊急点検を指示。6月中をめどに、支柱を揺らすなどして安全性を確認し、問題があれば新しくする。 (2012.6.1)
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