3児童水死 祇園小で保護者会
広島市安佐南区の新安川で祇園小6年の男児3人が水死した事故を受け、同小は18日夜、体育館で保護者会を開いた。再発防止策として、学区内で水難や交通事故の危険性が高い箇所を記したマップを作製することを伝えた。 約320人が参加。マップは祇園学区や隣接の学区で、水難や水害、交通事故が起こりやすい場所を各家庭から挙げてもらい、明示する。 このほか宮原弥生校長たちが事故の概要やスクールカウンセラーが常駐して児童や保護者の心のケアにあたっている点、地域住民らが登下校時に見守りを続けていることを説明した。保護者からはマップについての要望が2件あっただけだったという。 同小には17日現在、保護者から相談が4、5件寄せられている。「(子どもが)悲しんでいるがどう対応すればいいか」といった内容が主だという。(前岡愛) (2011.5.19)
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