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尾道市が小中統合計画 保育所・幼稚園も再編へ
中学校18校→13校、小学校31校→13校へ


   

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 尾道市と市教委は、小中学校と保育所・幼稚園・私立保育園の再編計画を策定した。現行の18中学校を13校に、31小学校を13校にする。13日の市議会全員協議会で、市が説明した。

 計画では、短期(2016年度まで)は、旧市北部の木頃、木ノ庄西、原田の3小学校を木ノ庄東小に統合する。原田中を美木中に、生口中を瀬戸田中に、東生口小と南小を瀬戸田小に、三幸小を向島中央小に統合。土生小、三庄小、田熊小の3校を1校にする。

 中期(17〜26年度)では、御調西小を御調中央小に、向島地域の高見小を向島中央小に、因島北地域の重井小を因北小に、重井中を因北中に統合する。

 長期(27年度以降)では、西藤小は高須小に統合。木ノ庄東小と三成小、日比崎中と吉和中はいずれも一つにする。尾道中央地域は8小学校を4校にする。百島小と百島中は浦崎町の小中学校への統合を検討する。

 保育所・幼稚園・私立保育園は、16年度までに六つの認定子ども園を開園。現在の17保育所・19幼稚園・9私立保育園は各8施設に減らす。

 市教委は再編計画の理由について、適正な学校規模の確保▽耐震化の推進―などを挙げる。本年度の市立小中学校の児童・生徒数は計1万639人(5月1日現在)。推計では35年には6843人に減るという。今後、各地域で説明会を開く。(渡辺裕明)

(2011.12.14)


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