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瀬戸田・因島で小中統合
尾道市教委、15年度までに計8校 向島なども


   

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 尾道市教委は2013〜15年度、旧尾道市、瀬戸田、因島、向島の4地域の2中学校と6小学校の統廃合を進める。13日の市議会の一般質問で半田光行教育長が説明した。

 方針では、旧尾道市地域は原田中(5月1日現在生徒数16人)を美木中に統合する。

 瀬戸田地域は生口中を瀬戸田中に統合する。5、6年が複式学級の東生口小と3、4年が複式学級の南小は瀬戸田小に統合する。いずれも13年4月を目標に住民と協議を進めている。

 因島地域の土生、三庄、田熊の3小学校は、14年4月の統合を目指す。当初、幼稚園と小中学校を合わせた一貫校の設置を計画していたが、住民が反対。土生、三庄、田熊の3中学校は既に10年4月に統合し、因島南中を開校した。

 向島地域は15年4月に予定する向島中央小の新校舎完成を機に、三幸小の統合について協議を始める。

 市教委によると、市立小中学校の児童・生徒数は計1万639人(5月1日現在)。10年後には10〜15%減少するのを踏まえ、本年度中に再編計画を策定する。半田教育長は「小中連携など最も適切な教育環境づくりを目指した計画をつくる」と話している。(渡辺裕明)

(2011.9.14)


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