近くの水田に移転 島根県邑南町は26日、築49年と老朽化した阿須那保育所を近くの水田へ移転し、建て替える方針を明らかにした。社会福祉法人瑞穂福祉会が建設、運営する民設民営方式で、2013年中の完成を見込む。この日、町議会教育民生委員会で示した。 新保育所の建設場所は現在地の北西約150メートルの水田(1946平方メートル)。建て替え、移転工事中の口羽保育所(441平方メートル)と同規模の園舎を建てる。12月に地元と保護者向けに説明会を開く。 現保育所は木造平屋(376平方メートル)で1963年完成。1〜6歳の23人が通っている。耐震基準を満たさず、老朽化で壁にひびが入っていた。10〜15年度の過疎地域自立促進計画で改修を目指していた。 町は瑞穂福祉会に補助する工事費など1億5千万円を含む本年度一般会計補正予算案を、12月4日開会予定の町議会定例会に提案する。(黒田健太郎) (2012.11.27)
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