東広島市、8月の西条から順次 東広島市は、運営する学校給食センターの調理業務を民間業者に委託する。行財政改革の一環で、運営を効率化し経費削減を図るのが狙い。第1弾として8月、西条学校給食センターの業務を委託する。 西条学校給食センターで委託するのは、給食の調理や食器洗い、調理室の消毒、清掃など。センターの運営や献立の作成、食材の発注、調理した給食の検査は、これまで通り市が配置した職員が担う。 同センターは西条小、三ツ城小、西条中向けに1日約2500食を作っている。8月からは委託業者の従業員が調理を担当する。市は年間で約1千万円の経費削減を見込む。 市は、業務内容を提案させる公募方式で業者を選ぶ。25日まで申請を受け付け、経営や衛生管理などを評価し、6月に決める。 市が運営する学校給食センターは西条を含め計7カ所。河内、安芸津の各センターの調理業務は来年8月に委託する。東広島、八本松、福富、豊栄の各センターは2013年度以降に委託する方針。(境信重) (2011.4.22)
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