神石高原町の5小学校の耐震化完了
広島県神石高原町福永の神石小(59人)の新校舎が完成し4日、式典があった。従来の校舎が耐震検査で危険とされたため隣に新築した。これで町内5小学校の耐震化が完了した。 鉄骨2階建て延べ1750平方メートル。教室のほか、1階にランチ室を兼ねた多目的室、2階に図書室などがある。内装は温かみのある木調。コストや安全面から冷暖房ともエアコンを採用した。総事業費は4億3800万円。 1966年建築の旧校舎は一昨年の耐震検査でコンクリートの強度不足が判明。補強も難しく、建て替えが課題になっていた。 式典には住民代表ら約40人が出席し、牧野雄光町長が「安全を最優先した」とあいさつ。6年山崎恭輔君(11)が「しっかり勉強したい」とお礼を述べ、児童全員のトランペット鼓隊が校歌などを演奏し完成を祝った。(杉本喜信) (2012.9.5)
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