廿日市市の廿日市高は14日、ニュージーランド・ニュープリマス市のスポッツウッドカレッジと姉妹校提携を結んだ。廿日市高からの短期留学などを通じて交流する。 同市下平良の文化ホールさくらぴあで調印式があった。生徒や教員計約980人を前に、才木裕久校長と同カレッジのマーク・バウデン校長が調印書を交わした。同カレッジは日本の中学2年から高校3年に当たる約800人が在籍する。 同高の希望者を対象に3か月間の留学を本年度にも実施し、双方の生徒宅への短期ホームステイも企画する。ニュープリマス市は、廿日市市の姉妹都市の同国マスタートン市と同じ北島にある。国際交流を進める同高から提携を持ち掛けた。 バウデン校長は「双方の生徒が視野を広げるきっかけにしたい」。才木校長は「現地で日本の歴史や文化を紹介できるよう事前学習の機会をつくり、活発な交流につなげたい」と話した。(村上和生) (2012.6.15)
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