新園舎に杉のぬくもり
福山のこぶしケ丘学園
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内装に杉を使った新園舎完成を喜ぶ小川園長(手前)と職員
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福山市加茂町の児童養護施設こぶしケ丘学園の新園舎が完成した。利用する2〜18歳の58人が内装に杉を使ったぬくもりある新園舎で生活を始めた。
新園舎は鉄骨2階建て延べ約1700平方メートル。旧園舎東に隣接している。これまで男女別だった部屋をさらに中高生と小学生、幼児に区分し、それぞれ玄関や台所、風呂など生活に必要な機能を備えた。
園舎横には調理室兼集会所(約300平方メートル)もできた。総工費は約4億3千万円。県の補助金を受けた。
同園の小川喜代光園長(78)は「大集団ではなく、家庭のような雰囲気の中で養育ができる環境が整った」と喜んでいる。(山成耕太)
(2012.4.5)
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