給食センターの完成、1年遅れを示唆
笠岡市教委
老朽化に伴う笠岡市学校給食センター建設計画で市教委は12日、2014年春の施設完成目標が市防災計画見直しによる検証次第では、15年春に遅れるとの可能性を示唆した。
市議会定例会の一般質問の答弁で浅野文生教育長が説明した。12年秋予定の国や岡山県による防災計画公表に伴って見直す市地域防災計画に基づき、建設予定地(八番町)を検証した場合「明確に回答できないが、2年の準備期間を考慮して15年春完成という線も出てくる」などと報告した。
センター建設に関しては、昨年12月の市議会で調査費が認められず、計画はストップしているのが現状。現施設は1969年6月の完成で、浅野教育長は「老朽化が進み、早期の建て替えが必要。建設を先延ばしにするのは望ましくない」との見解も示した。(谷本和久)
(2012.3.13)
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