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小中一貫の校舎そろう 敷地の分断を解消
呉市、中央学園の後期棟改修完了


   

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呉中央小・中の校舎の一部。手前が完成した後期棟。左隣が取り壊す既存校舎

 呉市の一体型小中一貫教育校、呉中央小・中(呉中央学園)で28日、中学2、3年が入る3階建ての後期棟の改修工事が完了し、校舎の新築・改修が終わった。年明けから既存、仮設校舎の取り壊しにかかり、来年7月に施設整備が終了する。

 同小・中は2007年、旧五番町と旧二河の両小を統合、続いて二河中を呉中央中と校名変更したうえで一体型の小中一貫校に移行した。当初、小学5年以上は呉中央中に、小学1〜4年は道路を隔てた旧五番町小に通学しており、敷地が離れていた。

 校舎整備は09年6月に始まった。旧二河小の校舎を小学1〜4年が入る前期棟、呉中央中の校舎を後期棟にそれぞれ改修。二つの校舎をつなぐように小学5、6年と中学1年の教室や職員室、小学校の屋内体育館を備える中期・管理棟を新築した。

 中期・管理棟、前期棟はともに4階建てで、今年2月、3月にそれぞれ完成し、春から使っている。後期棟は7月に着工していた。校舎整備の総事業費は約14億5千万円。(柳本真宏)

(2011.12.29)


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