宜山ひかり保育園保護者ら要望 福山
福山市駅家町の宜山ひかり保育園は11日、親子交通安全教室を開いた。保護者と職員、住民の要望で10月下旬、同園北側の市道に完成した横断歩道の渡り方を学んだ。 横断歩道は幅4メートル、長さ7メートル。同園の北側の市道に設置された。主に市道を挟んでいる園児の送迎用駐車場と園舎を行き来する際に利用する。 安全教室では園児と保護者の計230人が、横断歩道の渡り方を練習した。園児は市交通安全教育専門員から手渡された旗を掲げ、左右を確認して渡っていた。 同保育園は3月8日、町内の別の場所から移転した。園舎前の市道は交通量が多いため、町内会と協力して福山北署に横断歩道の新設を申し入れていた。6歳の長男と安全教室に参加した保護者会の佐々木有佳会長(38)は「念願がかなった。安心して送り迎えができます」と喜んでいた。(与倉康広) (2010.11.12)
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