中国新聞


書いて確認 安全地図
ゼンリン、府中市教委に贈る


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交通事故の発生場所などが記されたキッズセーフティマップ

 住宅地図最大手ゼンリン(北九州市)の福山支店(福山市多治米町)が24日、作製した府中市版の子ども用安全地図「キッズセーフティマップ」を府中市教委に贈った。

 A4判カラー36ページで4千部。同社の地図に、学校や交通事故発生場所、自動体外式除細動器(AED)設置場所などが示されている。

 安全に対する意識を高めてもらおうと、地域にある「子ども110番の家」の場所は省き、子どもが書き込めるようにした。地図記号の読み方や防災情報も豆知識として盛り込んだ。

 マップは同社の創業60年を記念し、2008年から全国で作製を始めた。県内では東広島市や広島市などの一部で作っているが、備後地方では初めて。

 市教委は市内の全小中学生3300人に配布し、授業や特別活動で使う方針。(大野達寛)

(2010.3.26)


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