中国新聞


子どもの見守り強化
北広島 浜田学生遺棄受け広島県警など


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下校する八幡小児童を見守る警察官

 浜田女子学生遺棄事件を受けて、広島県警子ども女性安全安心対策室は、被害者の遺体の一部が見つかった臥龍山がある北広島町八幡地区でパトロール活動を始めた。子どもたちが冬休みに入るまで、パトカー1台に警察官2人が乗り込んで見守り活動を続ける。

 子ども女性安全安心対策室の警察官2人が毎日午前10時から同地区を回り、制服姿で重点的に警戒する。八幡小の下校時には学校そばにパトカーを止めて子どもの見守り活動をするほか、地域住民の相談も受け付ける。

 午後10時からは、県の緊急雇用対策基金事業で雇用した夜間防犯活動員2人が青色防犯パトロール1台で同地区を巡回している。

 同町西八幡原の看護師中村裕子さん(44)は「子どもの登下校は特に心配でしたが不安を解消できます」と話していた。県警生活安全企画課は「地域の安全・安心を確保して、住民の安心感の醸成を図りたい」としている。(矢野匡洋)

(2009.11.26)

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