18世帯29万4000円 算定誤る 広島市は20日、2009年度から12年度までの間、18世帯から保育料を約29万4千円少なく徴収していたと発表した。算定の基となる市民税額に住宅ローン控除を誤って適用したのが原因。担当者が各世帯に出向いて謝罪し支払いを要請する。 市保育企画課によると、追加徴収は1世帯当たり3万6千〜2400円。誤徴収は市民税だけを課税している世帯で起きた。保育料は前年度の市民税額や所得税額などで決まる。08年度に始まった市民税の住宅ローン控除はその算定に反映させてはいけないのに、同課は電算システムの変更を関係部署に指示していなかった。 ことし4月、安佐北区役所からの指摘で発覚した。市保育企画課は「関係部局の連絡、確認不足が原因。再発防止に努める」としている。 (2013.8.21)
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