来春新築完了 町、達成率100%へ
耐震化のため新築中の和木小(山口県和木町)の校舎と体育館工事が来年3月で完了する。同町では和木中の耐震化がすでに終わっており、小学校校舎の完成をもって小中学校校舎の耐震化率が県内の市町で初めて100%となる。 和木小の耐震化工事は2011年度に開始。鉄筋3階建て、延べ床7939平方メートル。全教室が南向きで、各階に多目的教室を設置する。屋上には太陽光発電パネルも設置する。 建設費は約13億9千万円。米軍再編交付金などを活用する。現在の進捗(しんちょく)率は45%。12月には校舎に先がけて、体育館の使用が開始される予定。町教委は「教室は採光を工夫。より勉強しやすい環境となる」としている。(大村隆) (2012.9.5)
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