山口県教委が方針、公立中高なども対象 山口県教委は5日、全公立小中高、特別支援学校、幼稚園を対象に、学校、道路管理者、県警の3者が通学路の危険箇所緊急点検を実施する方針を決めた。発達段階に応じて子どもの安全を確保する。 登下校中の児童生徒が死傷する交通事故が京都府亀岡市などで相次いだことを受け、国が5月30日、3者による合同点検をするよう各県教委に通知。国は小学校と特別支援学校小学部を対象としているが、県教委は対象の範囲を広げた。 県教委の作った要項では、@学校が交通安全、防犯、防災の観点から危険箇所をリストアップA県市町教委が3者による合同会議を開き、危険箇所の点検方法を検討B合同点検後、県市町教委と3者が連携して対応する。 点検は8月末までに終え、県教委が国に結果を報告。私立の中高と幼稚園には県が合同点検を依頼する。(山本祐司) (2012.6.6)
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