中国新聞


空き家整備し、子育て施設に
山口市仁保地区にオープン


   

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「仁保つどいの広場 いっぽ仁保さんぽ」でオープン前に子どもを遊ばせる利用者

 山口市仁保中郷に2日、子育て施設「仁保つどいの広場 いっぽ仁保さんぽ」がオープンする。市の補助を受け、市仁保地区社会福祉協議会や民生委員などでつくる仁保つどいの広場運営協議会が運営する。

 仁保地区に保育園が無いことから、母親たちの要望を受けて発足した運営協議会が、空き家となっていた民家を借り約250万円かけて整備した。約210平方メートルの木造平屋でスタッフや地域住民2人が常駐する。月、水、金曜日の午前10時から午後3時までで4歳までが対象。利用料は親子1組1カ月200円。

 1日のオープン前式典には親子約40人が参加。運営協議会の梶本孟生会長(69)が「母親同士が子育ての悩みを話したりして地域の交流拠点になってほしい」とあいさつ。近くの会社員松原祐子さん(26)は「助かる。地域とのつながりもつくっていきたい」と喜んでいた。 (藤田龍治)

(2011.12.2)


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