保護者ら、議会に提出
保育所や小学校の統廃合を進める三原市の適正配置実施計画に反対する保護者たちが2日、市議会に計画の見直しを求める請願書を提出した。814人分の署名を添えた。 統合対象の一つになっている和田保育所の保護者会の沖仁和会長(35)たち約10人が市議会を訪れた。「保護者を無視して強行に計画を推し進めず、話し合いをして見直しや変更をしてほしい」とする請願書を白須均議長に手渡した。 久井小保護者の40代女性は「もっと意見を聞くべきだ。地域に根付いたきめ細かい教育をしてほしい」と要望した。 市の計画では、効率、効果的な行政運営や複式学級の解消などを目指し、第1期として、和田、港町、宮沖の3保育所を新保育所に統合し、市内の16小学校を5校にする。いずれも2013年4月にスタートさせる予定だ。(鴻池尚) (2011.9.3)
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