中国新聞


大竹市、病後児保育の対象拡大
幼稚園児・小学3年生までOK


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2月から受け入れる子どもの対象を広げる大竹市の病後児保育室

 ▽事前登録制を廃止

 大竹市は2月から、病後の回復期にある子どもを一時的に預かる病後児保育について、受け入れ対象を拡大する。手続きや運営方法も見直し、ゼロが続く利用の促進を図る。

 これまで市内の保育所に通う1歳以上の園児に限っていた対象を、市内の幼稚園に通う園児と小学3年までの児童にも広げる。

 予防接種の履歴などを確認するための事前登録制を廃止。前日正午までとしていた利用の受け付けも、前日午後5時まで延長する。

 病後児保育は昨年4月、市が地元の医療法人に委託し、やまと病院(同市元町)で始めた。しかし、これまで利用ゼロの状態が続いており、保護者からは「事前登録がわずらわしい」「前日正午までの予約が不便」などと利用しにくい手続きへの不満が出ていた。

 市福祉課は「働いている保護者にも利用しやすく改善を図った。制度のPRも強めたい」としている。(川崎崇史)

(2010.1.23)

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