中国新聞


福富に新給食センター
東広島市、4施設集約し16年稼働へ


 東広島市は、福富町久芳の福富運動公園に北部学校給食センター(仮称)を新設する。2016年8月の稼働予定。老朽化した福富、豊栄、河内、八本松の4センターを集約し、調理能力は1日最大4500〜5千食と市内2番目の規模となる。

 基本構想では、一部鉄筋の鉄骨一部2階建てで、延べ約2400〜2600平方メートル。床を乾いた状態に保って細菌の繁殖を抑えるドライシステムを導入する。福富、豊栄、河内の北部3地区と志和、高屋、八本松地区の計21小中学校と4保育所に給食を届ける。

 総工費は現在の福富学校給食センターの解体費用、上下水道の整備費、備品購入費も合わせ約15億円。

 福富中の敷地に建てる案もあったが、市は下水道のある福富運動公園の方が上下水道の整備費が約1億円安くつき、工期も1年短くなると判断した。

 13年度当初予算案に設計費約920万円を計上。14年度に着工して16年4月に開設、同年8月の稼働を予定している。(境信重)

(2013.2.20)


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