柳井市議会、鳴門小への新設案可決 柳井市大畠地区の神西、鳴門、遠崎の3小学校を来春統廃合する市立学校条例改正案が25日、市議会で可決された。3校を廃止し、現鳴門小校舎に新設する「大畠小」が統合小学校となる。市内の小学校統合は2005年4月に阿月、伊保庄の両小統合による柳井南小の新設以来、8年ぶりとなる。 市教委は11年2月、児童減や複式学級の解消などを理由に3小の統合を盛り込んだ学校整備計画を策定。住民との懇談会などを通して統合時期などを協議してきた。 新設の大畠小は、現在の鳴門小校舎に特別支援学級を設けるなどしてスタートする。神西、遠崎両小の児童は一部はスクールバスで通う。 3小の児童数は25日現在、計116人(神西58人、鳴門42人。遠崎16人)。鳴門、遠崎の両小は複式学級を導入している。市教委は18年には3小の児童数が計101人に減少すると推計している。 市議会はこの日の本会議で、統合に必要な経費などを盛り込んだ4億8700万円の本年度一般会計補正予算案など23件を可決し、定例会を閉会した。(久保田剛) (2012.12.26)
|