福山の主婦、ネットで販売
福山市田尻町の主婦矢田与志子さん(32)が、考案した布製のお尻拭きをインターネットで販売を始めた。製造を受け持つのは同市神辺町で縫製業を営む両親。子育ての経験を生かしただけでなく、洗って使えるよう環境にも配慮した。 縦18センチ、横20センチ。綿100%のガーゼを4層に重ねて吸水力と柔らかさ、拭き取りやすさを高めている。2枚735円。 長男(7)と長女(2)の母親。市販のお尻拭きは使い捨てが主流で、長男は薬品が肌に合わないこともあった。このため、長女を出産する前から、手芸店でいろんな布を買っては試作した。 昨年末、繊細なガーゼを織る愛媛県今治市のタオル店に出合い、布の製造を依頼。両親の助言も受けて完成させた。「思いが形になりうれしい。多くのママの役に立てれば」と話している。info@motherslove.jp(久保友美恵) (2012.10.10)
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