生涯学習施設に開設 井原市
井原市が七日市町の生涯学習施設、アクティブライフ井原に「キッズルーム」を新たに設けた。子育て支援の一環で、乳幼児がいる保護者を講演会などの各種イベントに参加しやすくするのが狙い。28、29日に同館である生涯学習の集い「まなびフェスタinいばら」(市、市教委などでつくる実行委主催)から使用を始める。 部屋は1階ホール奥の53平方メートル。テレビスタジオを改装、ガラス越しにホールが見渡せる開放的な空間が広がる。子どもたちが楽しめるようテレビやDVDプレーヤー、絵本、ブロック、安全マットなどがそろう。 両日は、同館を管理する市教委生涯学習課が養成している子育てサポーターが映画の上映や紙芝居、本の読み聞かせなどをする。 スタジオの利用がほとんどなかったため、同課が改装を決め、昨年末に完成した。事業費は約350万円で全額、岡山県の安心子ども基金を活用した。 同課は、主に市や市教委関連の行事で参加者から要望があった場合に子どもの一時預かり場所として使う方針だ。同課は「子育て世代の情報交換の場や託児施設として活用していきたい」と話している。電話0866(63)3347。(佐藤正明) (2012.1.28)
|