中国新聞


一本化の女性就業支援窓口、3月21日オープン
広島県と労働局 3年間試行


   

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「しごとプラザ マザーズひろしま」が入るNREG広島立町ビル

 子育て中の母親の再就職を支援する広島労働局の窓口と、広島県の女性就業相談コーナーを一体化した施設「しごとプラザ マザーズひろしま」が3月21日、広島市中区のNREG広島立町ビル3階にオープンする。国出先機関の地方移管に向けた取り組みの一環。女性の就職支援で国と都道府県の窓口併設は全国で初めて。

 利用者はワンストップで幅広い相談ができ、情報も得やすくなる。相談中に子どもを預けるコーナーもある。職員は労働局8人、県2人が常駐し、相談業務や情報交換で連携する方針でいる。

 現在、広島労働局のマザーズハローワーク広島(中区上八丁堀)はハロワーク広島と同じビルにある。県の女性就業相談コーナーは約700メートル離れた県のひろしましごと館(中区八丁堀)にある。

 ハローワーク機能の一部を県の窓口と統合させる今回の試みは、国の出先機関の地方移管に向けた政府のアクション・プランに沿った措置。約3年間試行し、政府がハローワーク全体の機能を自治体に移管できるかどうかの判断材料とする。

 マザーズひろしまは平日の午前8時半から午後5時15分に利用できる。電話082(542)8609=3月21日から。(中島大)

(2012.2.17)


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