多治米・網引「おおむね1歳以上」 福山市方針 0〜2歳、入所増え対応 福山市内の保育所で0〜2歳の低年齢児の入所が増えている。世界的に景気が低迷した2008年以降、ハイペースで増え、10年度末の人数は過去最多を更新する見通し。市は待機児童の発生を防ぐため、市立2保育所の入所対象年齢を引き下げる方針を急きょ決めた。 市によると、公私立119所(分園を含む)に通う低年齢児は計4474人(11月1日現在)。09年度同期を174人上回り、今後も月80人近いペースで増え続ける見通しという。 入所児童数は例年、年度末が最も多く、現行の増加幅で推移すれば、過去最多だった09年度末の4573人を超える可能性は高い。 市は「08年秋のリーマン・ショック以降、家計を守るために幼い子どもを預けて働きに出る女性が増えた」と分析。周辺に子育て世帯が多い多治米保育所(定員125人、多治米町)網引保育所(同100人、新市町)の入所対象年齢を11年度、「おおむね2歳以上」から「おおむね1歳以上」に見直す。定員増も検討する。 同市は重点施策の一つに掲げる「待機児童ゼロ」を続けている。市児童部の神原大造庶務課長は「他の保育所についても、ニーズをみながら対応を検討したい」としている。(門脇正樹) (2010.12.7)
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