中国新聞


庄原でサッカー・陸上
健全育成へ運動2教室
NPO法人 サンフレコーチら指導


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サンフレッチェ広島のコーチ(手前右)の指導を受けながら、ドリブルを練習する児童

 スポーツを通して子どもの健全育成を図ろうと、庄原市新庄町の上野総合公園を指定管理するNPO法人「ポラーノ」は十九日夜、同公園の陸上競技場でサッカー教室を始めた。陸上競技のアスリート教室も二十六日から始める。(梨本晶夫)

 サッカー教室の「サッカークリニック」は小学生が対象。サンフレッチェ広島のコーチ二、三人が指導する。十二月十五日まで計十回開催し、参加費は一人五千円(保険料を含む)。午後六時半から同八時まで。二回目以降から参加する場合は割引がある。

 十九日の一回目には市内の児童三十人が参加。低学年と高学年に分かれて、高く上げたボールを両手でキャッチする練習などに取り組んだ。庄原市三日市町、東小四年山口拓生君(9)は「練習して、コーチのようにうまくなりたい」と笑顔だった。

 アスリート教室は小学三年生以上から一般までが対象。十月六日まで計十二回開き、短距離走や走り幅跳びなど、自分が好きな種目に取り組む。市陸上競技協会のメンバーがボランティアで指導。入会費五百円(保険料を含む)、参加費は一回百円。

 ポラーノの恵木剋行さん(65)は「努力が、記録や技術力アップなどの結果として表れるスポーツの楽しさを、体験してほしい」と話している。同公園管理事務所Tel0824(72)7201。

(2009.5.21)

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