中国新聞


走って・跳んで 子ども陸上教室
三次市職員が週1回


 子どもたちに運動の楽しさを知ってもらおうと、三次市職員二人が吉舎中グラウンドで児童・生徒対象に陸上教室を開いている。

 いずれも日彰館高陸上部OBで、市吉舎支所の永井宏明さん(33)と市甲奴支所の中垣健一さん(33)が指導。昨年十月から毎週土曜、走り方や跳び方の基本を一時間教える。

 現在は十五人前後が参加。低いハードルを後ろや横向きに飛んだり、S字形のコースを走ったりしてバランス感覚を養っていた。

 毎週参加する吉舎小二年の福井きららさん(7)の母千賀子さん(38)は「歩いていても転ばなくなったし、外で遊ぶようになった」と成長に目を見張る。中垣さんは「地域の陸上熱が高まって、クラブチームの陸上大会に出場できるようにしたい」と語る。

 教室は毎週土曜の午後三時から。傷害保険料が年五百円かかる。申し込みや問い合わせは吉舎B&G海洋センターTel0824(43)4373。(田沼規充)

(2009.2.19)

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