県立広島中生が作成 商店街で披露
子育て世代に優しい商店街づくりを提案しようと、県立広島中(東広島市)の生徒二人が広島市中区のタカノ橋商店街で、取材・作成していた「子育て応援マップ」が完成した。三十一日、商店街で披露した。 三年生の斎藤正樹君(15)と山本健詞君(15)が、十月二十七日から店主や買い物客ら約四十人に取材して作った。縦約七十センチ、横約百センチ。写真を添え「ミルクのお湯を常備」「ベビー用食器あり」など独自サービスを提供する店を紹介している。 マップには、子ども連れでも楽しめる飲食店や子どもが遊べる広場開設など二人のアイデアも盛り込んだ。商店街振興組合の新長謙三理事長(68)は「一生懸命に調べてくれた。提案はぜひ取り入れたい」と感謝していた。 斎藤君は「街全体で子育てを応援する参考にしてほしい」。山本君は「提案が実現したら見に来たい」と期待を寄せていた。 二人の地図づくりは、県とひろしまこども夢財団(中区)が商店街との橋渡しをするなど後押し。地図は財団のホームページに掲載される。(明知隼二) (2008.11.1)
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