広島の「おでかけ隊」 作製へ仲間募る 広島市内の子育て中の親でつくる「子どもと一緒におでかけ隊」が、市中心部のマップを作る仲間を募っている。第一弾の地図は、子ども連れに優しい店や施設を収録し、今春から五万部を発行。来春までに内容を充実させて改訂する計画で、ボランティアのスタッフを求めている。(平井敦子) 現在のマップはA3判のカラー。中国新聞社の協力で印刷した。中区紙屋町と八丁堀周辺のデパート、飲食店、子ども服店など約五十カ所を載せている。おむつ替えができるトイレや授乳室のほか、子ども連れ向けのサービス紹介も添えた。主に市内の中国新聞販売所で配った。改訂版は平和大通り周辺まで対象地域を広げ、より詳しい情報を盛り込む。 おでかけ隊は、広島市、中国新聞社などが今年二月に開いた子育てイベントを機に発足。参加者十四人が子どもと街を歩き、気付きを地図にまとめた。 ケアマネジャーの池口良子代表(39)=中区吉島西=は「子育て世代が真に求めているサービスは何かを考え、知らせよう」と呼び掛けている。 参加希望者は名前と連絡先を明記し、十一月末までに、電子メールkiodekaketai@yahoo.co.jpで申し込む。マップに載せる情報の提供もメールで受け付ける。 (2008.9.27)
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