島根県内9月末 来春卒業予定の県内高校生の求人倍率が9月末時点で1倍を超え、内定率も50・2%とリーマン・ショック以前の2008年同期の水準(50・9%)まで回復したことが、島根労働局の調査で分かった。 同局職業安定課によると、就職希望者1321人(前年同期比7・1%減)に対して求人は1468人(同16・7%増)で、求人倍率は1・11倍(前年同期0・88倍)。少子化で生徒数が減る一方、景気の回復傾向で企業の採用意欲の高まりが影響したとみている。 内定者数は663人(前年同期比45人増)。内定率は同6・7ポイント上昇した。県内内定率も46・8%で同6・1ポイント上回った。同課は「内定が比較的早期から出ており、企業の経営状況の改善を反映している」としている。 (2013.10.27)
|