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防府伸び率トップ 山口労働局は２５日、来春卒業予定の山口県内の高校生に対する県内企業の求人は８月末現在２７３４人で、昨年同期比１９・０％増えたと発表した。増加は２年ぶりだが、この１０年で最多だった２００７年の４０１０人と比べると約７割にとどまる。 県内９カ所のハローワーク別では、防府が２５１人で昨年同期比４７・６％増と伸び率がトップ。岩国２８４人（２１・９％増）▽柳井１５５人（２４・０％増）▽下松２６４人（３７・５％増）▽山口３１５人（２２・６％増）―など、７カ所で増えた。昨年を下回ったのは徳山と萩の２カ所で、徳山は１８・２％減の２５６人だった。 業種別では、景気回復への期待感から卸売・小売業が７１・６％増の３３８人と急増。公共事業が増えている建設業も４７・０％増の３１９人だった。製造業は１・７％増の８５１人と微増だった。 就職を希望する高校生は３１２２人で、昨年同期より７・９％減った。うち約８割の２５３５人が県内での就職を希望し、県内企業の求人に対する求人倍率は１・０８倍と５年ぶりに１倍を超えた。（村田拓也） (2013.9.26)
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