少年の非行防止や立ち直りに取り組む「少年サポートセンターふくやま」が2日、福山市西町の商業施設エフピコRiM(リム)で業務を始めた。広島県警と市が一体となって運営する初の施設。初日は保護者から1件の相談があった。 地下2階の一角に、警察官2人、少年育成官4人、小中高校のスクールサポーター6人の計12人が常駐。保護者や少年からの相談に応じるほか、福山大生たちがボランティアで学習を支援する。けん玉や手芸、料理教室などの交流イベントも月4回開く。 この日は、県警本部や市教委、市青少年センターなどの関係者24人が集まり、今後の協力態勢などについて協議。県警少年対策課の池田泰明課長は「各機関が連携し、県内全域に支援の輪を広げよう」とあいさつした。 相談、施設の利用は平日午前10時〜午後6時。Tel084(925)7011。(東谷和平) (2013.9.3)
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