福山市教委が計画 福山市教委は、市立小中学校の耐震化を2020年度までに完了させる計画をまとめた。国が求める「15年度末」からは5年遅れとなる。災害時の避難所となる体育館の耐震化は15年度までに終わらせるという。 施設課によると、市内の小中学校の施設は393棟。体育館は3年間で全104棟のうち30棟の耐震補強を進め、15年度中に耐震化を終える。一方、校舎は全289棟のうち約6割の165棟の耐震化が必要で、20年度末まで8年間かけて補強工事を進める。 市内の小中学校の4月1日時点の耐震化率は50・4%。県内の市町では安芸太田町(37・5%)に次ぎ低い。羽田皓市長は「15年度末までの耐震化完了は難しい」との認識を示していた。 (2013.8.27)
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