中国新聞


岩国発の育児情報紙「mamaちょる」10月発行
お薦めイベントを紹介


   

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子育て情報紙の発行に向け、編集会議をするメンバー

 岩国市内の市民グループに所属する母親たちを中心にした女性17人が10月、無料の子育て情報紙「mamaちょる」を発行する。メンバーは「保護者が欲しかった内容を発信したい」と意気込んでいる。

 NPO法人いわくにネットワークグループが6月に開いた子育て情報紙制作講座の受講生を中心に結成。20〜50歳代の17人は、それぞれ子育てサークルなどに所属し、取材や執筆、レイアウトを分担して手掛ける。山口県の助成を受け10月と来年1月の計2回の発行を計画している。

 創刊号のテーマは「子どもと一緒に出掛けよう」。タウン誌の編集者や図書館などを取材し、乳幼児や妊婦対象のイベント情報を入手するノウハウを取り上げる。イベントへの体験リポートも盛り込む。

 市内の母親100人にアンケート。お薦めのイベントや、参加する上でのアドバイスなど生の声を掲載する。

 4月に福岡市から転入し、9カ月の長女を育てる岩国市尾津町の編集メンバー竹内かがりさん(42)は「催しを通じて人とつながりたい母親は多い。身近に役立つ情報を届けたい」と話している。

 2色刷りでA3判の二つ折り。2千部発行し、市内の図書館や公民館などに置く予定にしている。いわくに市民活動支援センター=電話0827(44)0288。(酒井亨)

(2012.8.30)


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