三次の3人創刊、子連れ向き店舗や行事など紹介
三次市の子育て中の主婦3人が、ママ向け有料情報誌「cappemam(カッペマ)」を発刊した。三次、庄原両市の店舗やイベントなどの情報を掲載し、県北の母親たちの子育てに役立ててほしいという。 A4判、カラーで40ページ。創刊号は、7月に三次市中心部であった祭りに来た子どもたちの写真、母親や妊娠中の女性へのインタビューなどを掲載した。店舗の紹介記事も、子連れで訪れやすいか―など、母親ならではの視点で情報を盛り込んだ。 誌名は「田舎っぺママ」から名付けた。 同市布野町出身で東京の広告代理店で勤務経験のある槙原祐美さん(30)=十日市東=が「地元に戻って、子育て情報を探しても広島市内など都市部の情報がほとんど。地元のことが載っている、県北のママが身近に感じられる情報誌が欲しい」と発刊を発案。 幼なじみの福間恵里さん(31)と三上江里さん(29)=いずれも布野町=に呼び掛け、広告集めや取材、編集を重ねてきた。 今月初めには編集事務所も設けた。槙原さんは「みんなが参加できるような楽しめる雑誌にしていきたい」と話している。 550円で、三次市内の書店や、一部のコンビニエンスストアで購入できる。3カ月に1回の発行を目指し、次号は12月5日に発売予定。編集事務所ルパイン=電話0824(55)6890。(馬上稔子) (2012.8.20)
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