口座振替の保護者に106件 尾道市教委は12日、市立幼稚園の2012年度の保育料を口座振替にする手続きをした保護者に対し、4月分(6300円)の納付書計106件分を誤って配布したと発表した。二重払いの恐れがあるため、市教委は保護者に電話と文書で事情説明と謝罪をした。 市教委によると、10日午後、保護者から「口座振替なのに幼稚園から納付書をもらった」と連絡が入り発覚。調べたところ、既に誤った納付書により2件の現金支払いがあったという。この2件については4月分は現金で、5月分から口座振替として対応する。 システムを委託している業者が、4月から新規に口座振替にした保護者の入力を誤ったため起きたという。 市教委教育総務部の佐藤昌弘部長は「今後は各課や委託業者と緊密な連携をとり、再発防止に努める」と話している。(渡辺裕明) (2012.4.13)
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