中国新聞


世羅町本郷の保育所跡地に児童クラブ
保護者向けの講座も


   

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町児童ふれあいセンターとして活用するおおた保育所の跡地

 広島県世羅町は20日、ことし3月に閉所した同町本郷のおおた保育所跡地に、放課後児童クラブや子育て支援講座などに活用する「町児童ふれあいセンター」を開く。

 保育所跡地の約830平方メートルのうち、建物など約477平方メートルを改修して使う。遊戯室を含む4部屋と滑り台などの遊具、園庭を備える。利用に応じて職員2人が付き添う。

 同センターでは主に、放課後児童クラブを有料で開く。昼間に保護者が仕事などで自宅を留守にする小学1〜3年生が、遊びや学習をしながら過ごす。

 児童クラブはこれまで、近くの町人権センターで開いていたが、建物の老朽化に伴い移転する。現在は平常時には約30人、夏休みのピーク時には約60人が利用している。

 児童ふれあいセンターでは、子育てや児童福祉を学ぶ保護者向けの講座、児童と中高生の交流イベントなども開く。開館時間は午前8時半から午後6時まで。日曜日と祝日、12月29日から1月3日までは休館する。

 町子育て支援課は「学校とは違う遊びや交流を通じて子どもの健全な育成を図りたい」としている。(杉原和磨)

(2011.12.16)


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