田布施西小 「遊び場に」父親ら整備
田布施町の田布施西小と保護者たちが、同小に隣接する学校林の斜面につり橋を作った。11日には全校児童に募集して決めた橋の名前「ワクワクつり橋」を発表。新たな遊び場の完成を祝った。(久保田剛) 長さ約10メートル、幅約1メートル。児童の父親たち28人でつくる「西田布施おやじの会」が、1月下旬から週末などに集まりボランティアで作業。太さ15〜20センチの丸太4本やロープを使い、柳井市の公園遊具などを参考にした。福永典充会長(39)は「グラウンドを見渡せる景色のいい場所。運動会など行事の時には保護者にも利用してもらいたい」。 材料費は、同小がやまぐち農林振興公社(山口市)から受けた学校林等活動促進事業の助成金10万円で賄った。同小は3年度連続で助成を受け、これまでもおやじの会が手すりや看板を整備した。 この日は橋の名前のお披露目式があり、「ワクワク」にちなんだ名を応募した6人が名前の垂れ幕を橋に飾った。4年水田いちごさん(10)は「最初はこわかったけど何度も渡るうちに楽しくなった」と笑顔。3年弥益(やます)侑花さん(9)は「慣れると楽しい気分を名前に込めた」と話していた。 (2011.3.12)
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